タイムマシンに乗って
チクタクチクタク
君といた記憶を消し去るために
こんなに苦しいなら
君に出逢う前に
全てなかった事に
僕は自分が一番好きだった
他の誰より 君に会うまでは
自分より大切な君を失い
僕の世界から一番が無くなった
そしてそれはまるで眠気のように
僕を蝕んでいく
幸せだったと思う度に
涙が溢れ出してくるんだ 今でも
タイムマシンに乗って
チクタクチクタク
君といた記憶を消し去るために
こんなに苦しいなら
君に出逢う前に
全てなかった事に
君と出逢えて本当に良かった
と言える日なんて 来るのだろうか
だって3年前のあの日から僕は
何にも進んでない気がするんだよ
いつも君と道を歩いていると
道端の花も新種の大発見の様だった
こんなありふれた花のくせに 今では
タイムマシンに乗って
チクタクチクタク
君と出逢った時間に辿り着いた
こんなに苦しいけど
君に出逢わなければ
僕が僕じゃなくなる
君と出逢った瞬間の僕は
そんな顔をしてたのか
見てられない
やっぱり止められないや
君との出逢いは
でもこれで良かったんだ
タイムマシンに乗って
チクタクチクタク
君のいない時間へと帰っていく
前も見れないけど
上も向けないけど
僕を見つめていこう
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